暇だからこの間の続きでも書いてみよう・・・

2 暗闇と音
その日、私はいつもより少し遅くまで起きていた。
暑くて寝付けなかったのだ。
「怪談話でよくこんな蒸し暑い日には出るって言うけれど・・・」
と一人つぶやいてみる。そのとき学校での噂を思い出した。
・・・・まさか本当に出たりしないよね?
少し怖くなった私は無理矢理寝てしまうことにした。
電気を消す。紐をひっぱる音が妙に大きく聞こえた気がした。
あの噂のせいで音に対して敏感になっているようだ。
目をつぶる。扇風機が回る「ぶぉんぶぉん」という音だけが空間を支配する。
そして私の意識は心地よい夢の世界へと吸い込まれ―
(カサ)
・・・?
(カサ、カサカサ、カサカサカサカサ・・・・)
部屋のどこかからカサカサという音がする。
まさかこれが噂の?
音の元を確認してみようとも思ったが、怖い。
ただの噂だと今まで信じてきたので余計に怖く感じる。
(カサカサカサカサ・・・カサ・・・・・・)
『音がしなくなった・・・』
これを好機と思い私は眠ることにした。
とりあえず寝てしまえば音を感じることもなくなると考えたからだ。
しかし一度意識すると気になってなかなか眠れなかった。
私が眠りにつけたのはそれから10分も経ってからだった・・・。
                  (暗闇と音 終)
なんとなく怖くなってくるんだろうか
ちなみにこれはノンフィクションだ
今まで誰もが一度は経験したことがあるであろうことをホラーチックにしている
・・・オチまでいったら絶対笑うねこの話は